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2022年7月15日(金)～7月24日(日)

11:00～19:00（最終日-17:00）

会期中無休

作家在廊：7月15日(金)

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Neutralizer
　何もない床と壁を写真に撮っている。何もない床と壁には光が当たっている。
その光に操作を加えながらカメラが自動的に何百枚もの写真を撮る。その中
からいくつかの写真を選択しパソコンが１枚の画像に圧縮する。カメラが撮った
何もない床と壁の写真と私が操作した光によってパソコンはバグを起こす。
それは私の選択と機械の選択により完成する画像だ。
　量子論では、何もない例えば真空の状態だとしてもその中は素粒子に対応
する「場」で満ちている。世界は観察する事で姿を現し、私が関係する事で
世界は存在する。
　何もない床と壁は、その有為的「何もなさ」を露出している。

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主催：M.A.P(MORIYAMA ART PRODUCTION)

協力：スタディオ パラディソ